Q,プロベッターを目指すにあたり、お勧めの本や身につけたほうがいい知識を教えてください。
「ディーラーをやっつけろ」という本がまずお勧めです。ブラックジャックでプレイヤーが勝てていた時代の物語です。今では通用しなくなりましたが、ギャンブルで勝つための考え方が載っています。
それから高校数学教科書の確率統計でしょうか。破滅型ギャンブラー向けに確率の理屈をやさしく書いた「ツキの法則」という本もいいですが、そんなこと知ってるよという内容かもしれません。
集団心理がどのように作られるかを知ることも重要ですので、マーケティングや広告の理論が役に立つかもしれません。大衆心理の逆に張るのがスポーツブックの基本だと思います。
絶対にやめた方がいいのは、株やFXの入門書です。素人に稼げるんじゃないかと錯覚させるために書かれているものがほとんどです。
Q,登録したしたばかりのブックメーカーからベット額の規制を受けました。なぜでしょうか。
すべてのブッキーが、口座開設当初からベット額の上限を設けています。メジャーなイベントの2倍前後のベットで、数百ドルではないかと思います。マイナーなイベントの10倍にベットしようとすれば、数ドルしかベットできないこともあります。
私が指定しているブッキーの中では、pinnacleとbet365とVICORは2倍に1000ドル以上受け付けすることが多いのですが、それ以外のブッキーの上限金額はもう少し低く設定されているはずです。そして大きく儲けているプレイヤーがいると、この上限金額を徐々に下げていくか、突然口座を没収します。
ブッキーが上限金額を設ける理由は、
・損失が出たとしても最小限にとどめるため
・八百長を警戒している
・インサイダー(チーム関係者)によるベットを警戒している
・インサイダー(ブッキー社内)の不正を警戒している
・プロベッターの儲けを最小化するため
・アービトラージベッターを排除するため
などが考えられ、自己防衛としては当然のことです。
pinncle sports は、勝者を除外しないことを宣言していますので、ベット規制をしていないはずです。
Q.儲けるとベットできなくなるようですが、どの程度で締め出されてしまうのでしょうか?
A.将来的にはあり得ますが、各ブックメーカーで最低数千ドル稼いだ後のことと考えてください。私の経験上では、早いところで3000ユーロ、遅いところで20000ユーロ稼いだところで締め出しにあっています。アービトラージをやっているともっと早くベットさせてもらえなくなるという話はよく聞きますが、10社以上から締め出しを受けている私の感覚では、あまり関係がない気がします。経験からブックメーカーの締め出し基準を想像することはできますが、結局のところよく分からないというのが私の見解です。
出金依頼した時にアカウントの履歴をを調べられますが、その際にBETMAXの減額を決定しているのではないかという情報をよく目にします。私の感覚では必ずしもそうとも思えませんが、資金に余裕のある方はその点も考慮にいれて資金管理をしてみてください。
儲けることができてもいずれ締め出されてしまうのでは夢がないとよく言われるのですが、果たしてそうでしょうか。世界中には無数にブックメーカーがあり、私が自信をもってお勧めできるブックメーカーだけでも40社以上あります。その40社からそれぞれ5000ドルずつ利益を上げて締め出しにあったとして、それまでの利益は20万です。それなりに夢のある話ではないでしょうか。
ちなみに、アカウントを作る際に同意する「Terms & Condition」には、「ブッキーの都合でアカウントを取り上げることができる」と明記されており、異議を申し立てることはできません。
Q.八百長やイカサマが心配です
A.マイナーなリーグや試合、例えばトルコリーグや東欧小国のサッカーリーグや、テニスのITFなどの下位大会などへのベットをするなら八百長を考慮に入れる必要があるかもしれません。しかし、大きな大会に関しては八百長イカサマがあったとしても極めて稀なケースですし、取り締まりも厳しくなっています。ほとんどその影響を考える必要はないと考えています。
選手やチームによっては、次の試合や大会に100%のコンディションとモチベーションで臨まないケースもありますが、それも含めて予測する必要があり、オッズにも織り込まれています。